最近の記事をまとめて紹介

ドイツ地方都市の現場から見えてくる日本社会の課題や、世界の変化を捉えた、最近の記事(2025年4〜7月)を、3つのテーマに分けてご紹介したい。

 「地域を潰さない観光開発、都市のスポーツ・文化・企業」では、増え続ける外国からの観光客数を見据え、地域・市民・ツーリストの「三方よし」を模索する段階にきている。またスポーツや文化、消防団から地域社会を考えた。
また、観光政策に詳しい衆議院議員・国定勇人さんをゲストに迎えた動画「逆転インタビュー 国定勇人が訊く、高松平藏のドイツから考える観光論」も配信している。ぜひご高覧いただきたい。

極右・民主主義・世界開発」では、ドイツと日本の極右政党の違いや日独比較を通じて、民主主義への挑戦を分析。さらに、冷戦後30年間の世界の変化を、持続可能性の解釈も交えて考察。

文化と技術の融合点で探る未来の社会」では、日本の製造業の美意識と経営者の身体性に着目したほか、ロボティクスやAI進展に伴う倫理的課題、両国の文化政策の基本的な違いを扱う。

今後も、ドイツの地方都市で感じたリアルな変化や課題を、日独の比較を交えながら発信していく。


地域を潰さない観光開発、都市のスポーツ・文化・企業

  • これが観光政策の最適解?「来たければ、来ても良い」【 click!
  • ドイツの体験型ツーリスト文化とは何か【 click!
  • ドイツから読む日本のオーバーツーリズム【 click!
  • 『来たかったら来ても良い』が最強?日本観光政策の根本的な誤解click!
  • 都市を支える真の力とは?ドイツ消防団と企業の協働モデル【 click!
  • ブダペストの移動式古書店は社会的イノベーション以上の意味がある【 click!
  • 【ドイツ・サッカー】ブンデスリーガは地域社会にとってどんな存在か?【 click!

極右・民主主義・世界開発

  • 2025年の日本と世界の課題は?(NIRA総合研究開発機構による書籍への寄稿情報)【 click!
  • ドイツの極右政党をめぐる分断の構造とジレンマ【 click!
  • 「日本人ファースト」とドイツ極右の「外国人流入過剰」はどう違う?──スローガンから見る日独比較【 click!
  • SDGsの時代に広がる格差、「逆説的世界開発」30年を読み解く【 click!

文化とテクノロジーの交差点――カルチャー&未来シナリオ

  • 工場は経営者の“身体”、日本の美意識型製造業の強さと限界【 click!
  • ドイツと真逆の現象?日本で広がる「反ミュージアム運動」の背景【 click!
  • アンドロイド「データ少佐」出現まであと何歩?【 click!
  • AI架空対談 カレル・チャペック × 高松平藏「ターミネーター」について語る【 click!

外部のサイト執筆分

  • ドイツ点描──持続可能な都市の底流を読み解く|カフェでPCを広げる人がいない理由【 click!
  • ドイツ点描──持続可能な都市の底流を読み解く|なぜドイツでは選挙カーが走らないのか?【 click!

その他

1月から社交ダンスの専門誌「ダンスビュウ」で連載「ドイツの踊る市民たち こんなに違うダンス文化」を開始。日本で社交ダンスといえば「競技」として目立ちますが、ドイツについて言えば、都市社会の文化と考えると実態が見えてきます。この対比は、スポーツともよく似ている。機会があればぜひご高覧ください。


動画配信中

動画版「インターローカルジャーナル」と、有山篤利さん(追手門学院大教授)とお送りしている「ありへーのスポーツカフェ」の最新回はこちら(下の2つ)。

動画版「インターローカルジャーナル」最新回「逆転インタビュー 国定勇人が訊く、高松平藏のドイツから考える観光論」
スポーツ文化を深掘りする「ありへーのスポーツカフェ」。最新回「ガラパゴス化する体育会系」

高松 平藏 (たかまつへいぞう)
ドイツ在住ジャーナリスト。地方の「都市発展」がテーマ。書籍やプロフィールの詳細はこちら。執筆・講演依頼などはこちら。このサイトの運営者。