最近の記事をまとめて紹介

ドイツ地方都市の現場から見えてくる日本社会の課題や、世界の変化を捉えた、最近の記事を、3つのテーマに分けてご紹介したい。

地域社会の持続可能性と都市設計」では、ドイツの地方都市での定点観測や取材を通じて、市民参加や持続可能な都市づくりの実践例などを紹介している。

これからの民主主義」では、さらにトランプ政権の成立についてドイツ地方都市の視点から民主主義と地政学について紐解く。またフェイクニュースよりも情報発信の哲学の重要性を考察している。

ドイツから考えた日本」では、「課題解決」という言葉への違和感や、日本が経済大国となった背景を「再帰的前近代化」というモデルで検討。さらに、サステナブル・ブランド国際会議のレポートなど、日本の「当たり前」や「前提」を問い直す記事をまとめた。

今後も、ドイツの地方都市で感じたリアルな変化や課題を、日独の比較を交えながら発信していく。


ドイツから考えた日本

  • ドイツから見た21世紀の日本語:地方の発展を考えるなら、「課題解決」と言ってはいけない【 click!
  • ドイツから見た21世紀の日本語:『百条委員会』【click!
  • 東京・刺激を受けた持続可能性の国際会議「サステナブル・ブランド国際会議2025」/「前提」を再考する必要性も【click!
  • ドイツ地方紙は『大阪万博2025』をどう報じたか?-国際的視点と歴史的背景から読み解く【click!
  • 五輪と都市の必然、ミュンヘンがウォーカブルシティを作った歴史的理由【click!
  • 再帰的前近代』が経済大国を生み出した【click!

これからの民主主義

  • ドイツの「ウォーカブル」の本質:選挙前の都市中心部は「投票」以上の民主主義の価値がある【 click!
  • ドイツの地方紙が、子供向けに伝える民主主義の価値【 click!
  • 民主主義の危機 2025、「自由市場経済の三銃士」と「価値観の市民戦争」【 click!
  • “中立”という迷路から抜け出せるか?民主主義教育の未来【 click!
  • ドイツ地方都市の現状から見るトランプ現象の地政学click!
  • フェイクニュースはわずか、報道機関は情報の信頼性を高めている【 click!
  • ファクトチェックよりも大切な情報哲学教育click!

地域社会の持続可能性と都市設計

  • コロナパンデミック発生から5年、ドイツ・バイエルン州の教訓と準備【 click!
  • ドイツ、地方の観光客回帰の陰に潜むオーバーツーリズムの影click!
  • 「バロックからハイテクへ」、よそ者が作ったドイツ地方都市【 click!
  • ドイツ、地方分散型の経済拠点の構造的問題【 click!
  • 地域社会のステークホルダーを集めよう!【 click!
  • ニュルンベルクで地元のサッカーレジェンドのミュージカル制作中【 click!
  • ドイツ・バイエルンでデータバイアスの逆転発想、方言の保護にAIを活用click!

外部のサイト執筆分

  • 【高松平藏コラム】第12回 ドイツのスマートシティ、都市哲学は新技術に不可欠【 click!
  • EUの新経済戦略「競争力コンパス」の中身とその影響――競争力と持続可能性の両立は可能か【 click!

その他

1月から社交ダンスの専門誌「ダンスビュウ」で連載「ドイツの踊る市民たち こんなに違うダンス文化」を開始。日本で社交ダンスといえば「競技」として目立ちますが、ドイツについて言えば、都市社会の文化と考えると実態が見えてきます。この対比は、スポーツともよく似ている。機会があればぜひご高覧ください。


動画配信中

動画版「インターローカルジャーナル」と、有山篤利さん(追手門学院大教授)とお送りしている「ありへーのスポーツカフェ」の最新回はこちら(下の2つ)。

動画版「インターローカルジャーナル」。最新回「ドイツ地方紙は万博をどう報じたか?」
スポーツ文化を深掘りする「ありへーのスポーツカフェ」。最新回「『社会人になっても続けたい』-若手トップアスリートの憂鬱」

高松 平藏 (たかまつへいぞう)
ドイツ在住ジャーナリスト。地方の「都市発展」がテーマ。書籍やプロフィールの詳細はこちら。執筆・講演依頼などはこちら。このサイトの運営者。