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インターローカル ニュース |
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/// ニュース /// |
2003-11-21 |
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共通言語をつくろう NPO 大阪アーツアポリア |
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| 大阪のNPOでスタッフのあいだで共通言語をつくろういうユニークな試みが行われている。このNPOは大阪アーツアポリア(大阪市港区)。昨年
11 月に設立、今年 4 月にNPO法人の認可がおりた。 同NPOは大正時代に造られ、使われなくなった倉庫、『築港赤レンガ倉庫』の活性化事業を大阪市から受託しており、専門家を招いた研究会や専門書のライブラリーづくりなどを行っている。アーティストと研究者が自らの意思で自分の活動を深められるような環境づくりを通して街づくりに貢献するのが法人の使命だ。 スタッフは 9 人。アーティスト、ミュージシャン、大学生、会社員、司書資格所持者など多彩な顔ぶれが並ぶ。『知り合いの知り合いが集まった』と事務局長を努める中西美穂さんはいう。 言葉の定義を共有化していこうという試みをはじめたのは7月半ば。8 月にはいってから、具体的にはウェブを利用した書き込み可能なプログラムを使いはじめた。『現代美術』『市民』『社会貢献』といった言葉について、スタッフが自ら考える定義を書き込んでいく仕組みだ。 スタッフの専門性や経験が異なるため、同じ単語をつかっても意味が異なっている、とういうことに中西さんは早くから気が付いていた。アート関係の用語でも音楽か美術かによって意味が異なることがある。また、文化政策についても知らないメンバーも多い。幸いスタッフ間では頻繁に顔を合わせることから問題はなかったが、取材を受けたときや、行政関係者と話をするときに言葉の定義を整理する必要性を感じた。『外の人と話したときに意見交換が深まなかったことがあり、法人として言葉の説明ができるようになっておかなければならないと思った』。(同氏) さて、分野や業界ごとに専門用語や独自の文脈があるのが日本の現実だ。NPO は複数の分野や業界と交渉などをしていかなければならないことも多い。いきなり他業界と共通言語をもつことは難しいとしても、少なくとも法人として各用語をどんなふうに位置付けているかを明確にすることは重要だ。 ひるがえって、定義の書き込みを始めた当初、中西さんは 10 語程度選んだ。その後は書き込みを通じて自然発生的に定義の必要な言葉が生まれ 45 まで増えている(9月25日現在)。『日本人はとかく意見をたたかわせない傾向があるが、定義の書き込みを通じて、スタッフ自身の法人に対するかかわり方がお互い明確になれば』と中西さんはいう。(了) 【関連記事】辞書がない!/ 対話の仕組みと能力 (『週刊京都経済』 2003年9月29日付に掲載分) ・・・購読はこちら |
『大学出たての若い人のほうが意外にもしっかりしたことを書き込むことがあります』と中西美穂さん。築港赤レンガ倉庫の前で。 |
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