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インターローカル ニュース |
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/// ニュース /// |
2003-07-07 |
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地域連携、低コストで大規模フェスティバル エアランゲンの『figuren.theater.festival』 |
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| 2 年ごとにおこなわれる人形をモチーフにしたパフォーマンスフェスティバル『figuren.theater.festival』がこのほど、ドイツ南部の中央フランケン地方で行われた。 |
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人形がモチーフだがダンスパフォーマンスや現代美術のインスタレーションに近いもの、 あるいはマルチメディアを用いたものなど、幅広い作品が上演される。 |
各都市の担当者。左からボド・ビルク氏(エアランゲン)、レナテ・ディックス氏(フュルト)、フベルト・リーベルト氏(ニュルンベルグ)。共同で記者会見もおこなわれた。 |
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| 5 月に 10 日間にわたり行われた同フェスティバルは
1978 年にエアランゲン市が始めたもの。80 年代以降、隣接するフュルト市やニュルンベルグ市も参加。年によっては、さらにシュワバッハ市も参加することもあり、広域連携の大規模なフェスティバルになった。 広域連携のひとつの価値はスケールメリット。ポスターなど PR 用の印刷物の単価が下がる。また、招聘(しょうへい)するアーティストの交通費も 3 都市で分担できる。『 13 カ国 60 グループ、100 公演という規模だが3都市の負担は 35 万ユーロ(約 4,800 万円)。さらに企業などのスポンサリングとチケット収入が加わるが、この規模のフェスティバルとしては破格のコスト』(ボド・ビルクさん、主催都市エアランゲン担当者)。 市民サービスにも力がはいる。9.9 ユーロのフェスティバルカードを購入すればすべての公演チケットが 20 %安くなる。公演チケットはバス、電車のチケットを兼ねる。 さらに今年はチケット購入の方法もよくなった。日本では『ぴあ』などの公演チケット購入のシステムがあるが、これまで、エアランゲンのチケットセンターでは同市の公演チケットしか買えない、といった具合でチケット販売の連携まではできてなかった。地方分権で各都市の高い独立性がドイツの特徴だが、それが裏目に出たものだった。しかし、今回はどこのチケットセンターでも他都市の公演チケットが購入できるようにした。 一方、地域連携といっても単に低コストというメリットがあるだけではない。規模にかかわらず独自性の高い文化行政を行うドイツの自治体だが、それだけに、『意見交換ができ、勉強になる』(レナテ・ディックスさん、フュルト市担当者)。 また招聘されたアーティストたちのほとんどが 3 都市で公演するが、中には 1 都市でしか公演しないグループもある。こうしたグループの公演は各都市の観客ニーズや劇場の条件にあわせてアレンジされたもので、『連携』といっても各都市の独自性の部分はしっかり残している。 さて、結果は上々だ。ニュルンベルグにいたっては前回の 20 %増の集客だ。エアランゲンで行われた 56 公演はすべて満席。地元の新聞では『予算を 25 %カットしても大丈夫なくらい(の大入り)』と報じた。(了) (『週刊京都経済』 2003年6月16日付に掲載分) ・・・購読はこちら |
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【編集メモ】 忙しい夏、フェスティバルの季節 ◆夏場になると、急に忙しくなります。エアランゲンの場合ですと6月はじめのビール祭りにはじまり、あちらこちらで大小さまざまなサマーフェスティバル、といってもビールを飲みながらわいわいやるだけのものですが、とにかく賑やかです。 ◆長女と次女が通う幼稚園でも5月末に行われました。面白かったのはパン職人、理容師、木工職人の父兄がいて、幼稚園の庭でパンづくりの実演、散髪、木工指導を行なっていました。会社などの所属意識より職業意識が高いとされるドイツ社会の一面を垣間見た気分です。 ◆文化フェスティバルやイベントも増えます。野外が会場としてつかえますから、短い夏を一気に楽しもうということでしょうか。先日もエアランゲンの隣、フュルト市で行われた野外劇を見に行きました。公園の中の特設舞台、大きな木々もセットにとけこみ、いい雰囲気です。 ◆昨今の文化イベントは夜通しで行なうのがちょっとしたトレンド。昨年のエアランゲンは1000年祭の年だったこともあり、『徹夜イベント』『深夜イベント』が何度か行われ、朝方までお付き合いした日もありました。深夜12時ごろからの野外公演などでも老若男女、そぞろに集まってきます。それにしても交代要員のいる報道関係者はいいですが、徹夜でファインダーを覗いていたカメラマンもいました。これは 大変そう。 ◆9月はじめには毎年恒例の『詩人の祭典』という文学のフェスティバルがエアランゲンでおこなわれます。街の中心にある宮殿庭園がメイン会場になります。この公園、普段から芝生にねそべって本を読んだりしている人がいるようなところなのですが、フェスティバルはそんな楽しみ方の延長線上で行われるといった雰囲気があり、毎年にぎわいます。 ◆そんなわけで、興味深い文化関係のニュースはこの時期、どっと増えます。ドイツの夏、文化ネタで忙しくなる季節です。(高松 平藏) |
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