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インターローカル ニュース |
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/// ニュース /// |
2003-06-17 |
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現場理解に『ひらけゴマ』 |
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| 農業地帯のオープンドア・イベント ドイツ南部のニュルンベルグ地方の農業地域で 5 月 4 日に『オープンデー』が行われた。この季節、ホワイトアスパラはドイツ人にとって夏の訪れを味わうご馳走だが、アスパラの白さは土をかぶせていることによるものだということは意外と知られていない。少しでも日光があたると紫に変色するが、食べるには問題ない。しかし多くの消費者は変色したアスパラガスは食べられないと思っている。オープンデーはこんなことを説明できる大切な機会だ。会場内には今年の『アスパラ・クイーン』(=上写真)も登場した。 |
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同イベントはバイエルン州や同農業地帯の農家、教会青年会などによって行われたもの。出荷施設ではビールが飲むことができるようになっており、楽隊の演奏もある。ビール祭りさながらだ。子供向けには箱庭づくりができるコーナーや小型のショベルカーの操縦ができるコーナーも設けられた。 他方、『説明』『啓発』といった言葉が浮かぶコーナーも多数ある。たとえば作業中の様子がわかるような状態で数台の農機具が並べられ、畑では野菜の耕作について説明が行われた。この日は 3 万人が訪れた。 キリスト教が背景か さて、ドイツでは農業地帯のみならず、消防署、発電所、劇場、企業団地といった施設もしばしば『オープンデー』を設ける。施設内の設備を転用して家族向けにも楽しめるようなプログラムを組むほか、説明・啓発も行う。 行政そのものの『オープンデー』もある。2 年前、地方都市のエアランゲン市(人口約 10 万人)は 40 あまりの市の部署や出先機関、プロジェクトチームの仕事内容などのプレゼンテーションを行い、ゴミ処理施設やミュージアムなどの公共施設を開放。巡回バスも用意した。 ところで、こうしたスタイルの催しが数多く企画され、人々に支持されるのはキリスト教の影響が背後にあるようだ。教会関係の歴史研究家 グドゥルン・ルッツさんは『ドアという言葉に着目すると、キリスト教に出てくるドアのイメージと重なる』と指摘する。 キリスト教に登場する『ドア』は選ばれた人のみの入り口である。しかし、同時に教えを啓発するためにはドアをあけなければならないという考えかたもある。昨今よく知られるようになった、『アカウンタビリティ(説明責任)』『デイスクロージャー(情報開示)』にも届きそうな考え方だが、オープンドア・イベントはエンターテインメント性を伴う分、実はより高度な方法なのかもしれない。 ひるがえって、エアランゲン市の広報、ペーター・ゲルテンバッハさんは『今のところ、次のオープンドアの予定はないが、"to come in and find out"(人々が入って発見する)という公的機会を市は設けなければならない』という。ちなみに2年前のオープンドアには 6000 人が訪ねている。(了) (『週刊京都経済』 2003年5月26日付に掲載分を再構成) ・・・購読はこちら |
一般の人に農家の仕事を知ってほしいと、農機具の説明なども行われた。クノーブラウシュランド農業地帯は約200軒の農家があり、その半分が農業の「マイスター」の資格を持つ専門家だ。 |
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