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インターローカル ニュース |
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/// ニュース /// |
2003-03-14 |
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ドイツで街の事典ラッシュ ルーツの確認、自治体の“主語”はぐくむ エアランゲン、"ERLANGER STADTLEXIKON"を発行 |
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| ここ数年ドイツでは 1000 年といった節目を迎える街が多く、『街の事典』ラッシュが続いている。昨年1000 年祭を迎えたドイツ南部の地方都市、エアランゲン市でも"ERLANGER STADTLEXIKON (エアランガー シュタットレキシコン)"が 9 月に発行された。 | ||||
街を把握しつづける作業が「分権」を成り立たせている。 |
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| 同書はアルファベット順に街の歴史や人、建築物などについてかかれ、巻末には1800年代からの歴代市長のデータなどが掲載された約
800 ページの街のエンサイクロぺディア(百科事典)だ。 値段は 50 ユーロ。 1 万円ほどの感覚で決して安いものではないが今も市街の書店では平積み状態。『発行以来、よく出てますよ』と店員は言う。初版 5000 部。さらに 5000 部が増刷され、2 月はじめの段階で 7500 部がすでに売れた。 そもそも、ドイツの街には『ご当地本』が多い。エアランゲンでもビール祭りや建築、文学などさまざまな分野の『ご当地本』がある。日本でも地域の本を出すところは多いが、ドイツの街には尋常ならぬ意気込みがある。『どんな小さな街にも歴史の NPO があり、頻繁に本にまとめているのがドイツ』と教会の歴史研究が専門のグドゥン・リッツさんはいう。 ところで、ドイツの自治体には『主語』が明確にあるように感じられることが多い。主語がきちんとあるので、将来像や戦略を明確に語るようなところがある。 この自治体の主語、街の歴史を執拗に記録し、自分たちのルーツを把握しつづけることで育まれているのかもしれない。そもそも地方分権のドイツ。街の独立性については行政府の仕組みからあれこれ日本に紹介されるケースがあるが、街の主語を支える背骨づくりが抜けると『分権』にならない。 昨年、市内のある高校は地元の新聞社の支援をうけてCD−Romを作成した。IT 学習の一環で新聞の販売店でも買うことができる。このCDも最近の街の動きや統計、そして歴史をまとめた街の『ポートレート(肖像画)』だった。(了) (『週刊京都経済』 2003年3月24日付掲載分) ・・・購読はこちら |
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