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2002-11-21

 


 一般消費者向け見本市にギャラリーが出展

ニュルンベルグの『Consmenta』

普段、芸術の場には足を運ばない人でも気軽に作品に触れる機会

レナテ・ニュルンベルガーさん
【ニュルンベルグ】 ドイツ南部のニュルンベルグで一般消費者向の商品の展示・販売を行う「Consmenta(消費者メッセ)」に地元のギャラリーが出展した。

同見本市は先月26日から9日間にわたり行われたもの。玩具、美容、健康、エコ商品、メディア、建築素材、食品など9000平方メートルの会場内に15カ国900の出展があった。その中のひとつに「Consment ART 2002(消費者アート)」と銘打たれたブースが設けられた。

同ブースでは工業デザインのネットワークグループがパネルを展示したほか、ニュルンベルグ市内のギャラリー『GALERIE IN ZABO』がドイツ、イギリス、ポーランド、スロバキア、ウクライナの約20人の作家の作品を展示した。

同ギャラリーは86年以降、毎年見本市に出展しており、代表のレナテ・ニュルンベルガーさんによると、「多くの人はアート専用の場所にはわざわざこない。一般の商品と同じ場所に展示することで、気軽に芸術作品を見てもらえる」と出展の動機を語る。

毎年展示テーマが設けられるが、今年は「意味と形〜美学、便利、きれいな使い道」というもの。これまでは絵画などの視覚芸術が中心だったが、今回、はじめて彫刻や陶器オブジェなどの「モノ」に着目した展示をおこなった。

不況下のドイツだが、「アートなしでも人は生活できます。それでも幸いいくつかの作品が売れました」と同氏はいう。同見本市は今年で49回目。今年は過去最高の22万人が訪れた。(了)

【2002年11月11日付 『週刊京都経済』掲載分】
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