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2002-08-15
自治体財政難、文化行政へ影響
恒例の文学イベント、なんとか継続へ
エアランゲン・「詩人の祭典」
市内中心地の「宮殿庭園」での様子【エアランゲン】 ドイツ南部のエアランゲンでは毎年8月末に行われる文学のイベントがこのほど、継続されることが決まった。自治体の財政難が本格化する中、継続性があやうくなっていたが、市長と担当者との話合いで継続の道が見出された。
中止を免れたイベントは「詩人の祭典」。先月31日、文化部のリサ・ピューピュラさんが発表したところによると、同部の責任者、カールマンフレッド・フィッシャーさんとシグリット・バライス市長が話し合いの機会をもったという。ドイツの文化政策に関わる行政マンはいずれも「専門家」。それゆえ、事実上の「プロデューサー」だ。企業に見立てれば、事業部の責任者とCEO(最高経営責任者)との話合いのようなかたちだ。
両社の話合いの結果、継続の方法が見出された。
ひとつは、文化部で予定している別の展示プロジェクトをカット、もしくは時期をずらすことで「詩の祭典」の費用の半分を確保するこで合意するというもの。
さらに、イベントの期間は5ユーロ(約550円)のピンバッジを販売し、その売上を運営費の一部にあてることになった。この販売に対して、前市長のディトマー・ハールベーク博士も協力を申し出ている。
「詩人の祭典」毎年8月末に開催されるもので展示会、フォーラム、朗読会などが行われる。同市の「宮殿庭園」がその会場一部になるなど、いわば「文学都市」としての顔ともいえるイベントだ。
作家や出版社関係者が毎年招聘されることから「全ドイツにも影響が出るようなフェスティバル」であり、緊縮財政で文化的な活動の費用が減っても、必要なフェスティバルであるとも文化部は強調している。(了)
会場の「宮殿庭園」でピンバッジを販売する市の職員
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