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2001-11-08

 


ドイツ

外国人の芸術家、文化人を対象にした減税策

国際文化交流の活発化ねらう

 

ドイツ連邦政府が 7 日に発表したところによると、外国人の芸術家および文化人に対する税金を減額する。

減税対象になるのは、ドイツ国内で一時的に滞在する文化人や芸術家。公演等で得た収入に対して、これまで一律 25 %が税金として徴収されていた。今回の変更では累進課税制度になった。ニーダ・リューメリン文化大臣が今年2月に減税案を提案していたものが実現したものだ。

新しい課税率は次の通り (1ユーロ=110円で計算)
  251ユーロ(2万7,610円)〜500ユーロ(5万5,000円)→10%
  501ユーロ(5万5,110円)〜1,000ユーロ(11万円) →15%
  1,001ユーロ(11万0110)以上→ 20%
  250ユーロ以下の収入の場合は非課税。


これまでの税率では、公演等での収入があまり得られないアーティストにとって、ドイツでの活動意欲をそぐものだった。なぜなら、交通費や滞在費などもかさみ、ほとんど収入にならないケースや赤字になることもしばしばだったからだ。

今回の変更によって中小の文化機関が国外の文化人や芸術家を招聘しやすくなると見込まれている。国際的には、ドイツが世界に開かれた文化国であることをアピールするものだ。

既存の税体系はコール政権時代のもので、リューメリン文化大臣によると、特に小規模の国際的な文化交流が減っていた。これはドイツのアートや文化シーンにとって損失であると位置付けている。(了)

 

 

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