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2001-06-05

 

文化行政の組織改革、予算配分に配慮した人事

制作の自由度確保なるか


ドイツ・エアランゲン市

【エアランゲン】 ドイツ南部の地方都市、エアランゲン市(人口約10万人)の文化関連の部署が構造改革にふみきった。

同市の広報によると、今年の9月1日から市営の劇場「テアターエアランゲン」が独立した部署になる。これまで劇場は文化局に所属していた。

この組織改革は議会で決定されたもので、独立した部署の責任者には劇場のプロデューサー、ハルトムート・ヘネさんと 市側から幅広い権限を持つ管理者が就任する。ヘネさんが作成する上演プログラムに対して、市側から最適な予算配分がなされるようにとの人事だという。

テアターエアランゲン(絵葉書より)

 

ドイツではプロデューサーは市と契約関係にあり、契約期間中の劇場の運営を任されている。

しかし、これまで同劇場が所属していた文化局は文化イベントなどの企画を担当していた。それゆえ、市全体で行なわれる文化イベントのために劇場が活用されるケースが少なからずあり、劇場が独自の展開をはかるには難しい組織構造になっていた。

ところで、1999年10月にヘネさんは記者のインタビュー応じている。当時、すでに劇場の組織改革を予測しており、「市営である限りは劇場のプロダクトに関して自由度が確保できるかがカギ」と述べている。(了)
 
ハルトムート・ヘネさん

 

 

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