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2001-03-28

 

市役所の舞台裏見せます

ドイツ・エアランゲン市の「行政アウトリーチ」

 

【エアランゲン】 ドイツ南部の地方都市、エアランゲン市(人口約10万人)は市民に対して市役所全体を公開する。

今月23日に同市広報が発表したところによると、公開するのは来月1日。同市が年2回、日曜日に行なう催しの1つ、「エアランゲンの春」の一環で行なう。40あまりの部署のほか、出先機関やプロジェクトチームの仕事内容やサービスなどのプレゼンテーションを行なう。

当日は日曜日にも関わらず、市民課などの一部業務を行なうほか、環境担当部署がゴミ問題、省エネルギー、ビオトープについての紹介をする。またゴミ処理や街の清掃・緑化を担当する出先機関が日常行なっている市のコンポスト業務なども実演する。

さらに劇場や幼稚園、ゴミ処理場、博物館、メディアアートセンターといった公共施設も開放し、施設を巡回する無料バスを走らせる予定だ。

同市は昨年から「未来2030」という都市のグランドデザイン計画を作成しており、それに、関連して IT を活用した E−City 構想も進めている。IT を活用した一部の行政サービスを当日開始するほか、インターネットを通じても市役所を紹介する。当日はインターネットカフェも市役所内に設置するという。

グランドデザイン計画については市民参加をどう促すかがひとつのカギとなっており、今回の催しは行政の「アウトリーチ※」といえそうだ。(了)

※アウトリーチ:アートに触れる機会や関心のない人に何らかの働き掛けをすること。いわば社会とアートの接点を担う。具体的には美術館がワークショップを行なったりするような例がある。近年アートマネジメントなどの分野で議論されるようになった。


 

【読者からのメール】

行政に提案したい (三重県・団体職員 女性)
今どこの自治体も、情報公開でゆれていますが、重箱の隅をつつくような、何か落ち度を探さんか。また、それに対する身構えというような感じがぬぐえません。もっと自然な感じでわからないことを知る、あるいは教える、そんなほっとする心が感じられる制度には出来ないものかなと、いつも思っています。

 

 

 

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